ヤマトビト

〜DAISUKE OZAKI 詩集〜

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

塵にも満たない魂に

何もしないよりはマシだ 塵も積もれば山となる精神で行け 塵を馬鹿にしない者だけが 本物の栄光を掴む事が出来る 一日の大半を出来ない事への言い訳に使うより 塵ほどにもならないことでも 一秒でもいい その進んだ1ミリが やがて大輪の花を咲かせる 何もし…

時には

休息しよう。 平和な心のために 愛する人を守るために 友を守るために 仲間を守るために 家族を守るために 世の中の人達に優しくいられるために…

渇望の自白

生きていたいのに生きられない人がいる 死にたいのに 死ねない人がいる どちらが幸せなんだろう… 生きること、死ぬこと その どちらの勇気もない 選べないことのこの絶望感! これほどの地獄は他にない それでも 私の魂は 生きろと叫ぶんだ! 息を吸えと命令…

羅針盤

瞳の中に 写る奥底にある真の温もりを大切に それは 君の本当の心だよ それ以外の雑音に 心惑わされることなく 真の温もりに 心を合わせよう その温もりは いつも 君と一緒にいるよ その温もりが 行く道の羅針盤になる そして 血の繋がりのある 先人達が 君…

正直の煌めき

未熟なまま 飛び込めない者は 何も得ることは出来ない 完全体など ないからだ 今の自分に正直であること ほどの光はない 今この瞬間ほどの 完全な芸術はない 今の自分を 疑うことが 光を曇らせる すべて 自分で演じていること 自分に 正直であること その光が…

永遠の絆

流れゆく月日を 走りつづけたね 気がつけばそこには 君が微笑んでいた 夢も敗れ果てて 失った風景 ひざまずいた道の先に 君が微笑んでいた 瞼閉じてみたら 優しい風が 通り過ぎてゆくよ 初めて感じていたよ 季節の色を 花のにおい 君のぬくもり 桜吹雪を 照…

ひとつになること

統一なんて不可能だ 皆んなそれぞれでいい ただ 何が大切なのかを解っていさえすれば その心の奥底の平和な世界さえ 繋がっていれば 個性が違えど 皆んなはひとつになれるんだよ

人間が知ってる世界なんて ほんのちっぽけなもの 人間が知ってる ちっぽけな世界なんて 宇宙のほんの一部でしかない 確かに愛する人との別れは何より辛いけど 私達は 必ずまた逢える この宇宙の壮大な旅の中で

永遠

すべての群衆よ 立ち上がれ! はいあがれ! あきらめるな! 運命を変えるんだ もがいても 苦しんでも あきらめるな! もうダメだと思っても 逃げてもいい 負けてもいい ただあきらめるな! 己の真を貫け! 生き恥をさらしても 血を吐いても 涙を流しても 弱…

生きて 死たり

死ぬのはいけないことなのか? 死ぬのはそんなに悪いことなのか? 死は哀しみなのか? 死は負けなのか? 死は苦しみなのか? 死は敵なのか? 死は今を生きる力 だから生命を粗末にしてはいけない 真の死を知るには 思いっきり生きなければならない 生きて生…

見えない太陽

どんなときも 照らされている 見えない太陽の光に それは 心を向けないと 決して感じること は出来ない いつも いつの時代も すべての人へ 平等に降りそそがれている この光が無かったときなど一度もない この宇宙の物語が 始まったときから 見えない太陽の…

有様

何のために生きているんだ 見破るんだ 何のために生きているんだ 見極めろ 自分の目で確かめるんだ 何が真実なのかを 求めよ! 探せ! そうすれば必ず見つかる! この世界の真実という宝は自分の目でしか見つからない 何が真実なのか? 自分の心に聞け! 自…

儚き者の幻

誰かと比べても仕方がない 背負ってる運命も宿命も使命も天命も 何もかもがすべて違うのだから 真似をしても 決して同じようにはいかない 自分のやり方を見つけるしかないのだ 自分自身のやり方で

裸の王様

なぜそんなに 裸の王様になりたがるの? 富を得て 権力を得て 名声にこだわり 誰からも相手にされなくなってゆく 皆んなウワベでチヤホヤされて 本当は寂しさを味わっているくせに また同じ事をして 更に偉大な裸の王様になってゆく… 滑稽だよ 栄華の脂肪が…

極東のラクリモーサ 〜希望への旋律〜

私はあなたに 何が出来るだろう 哀しみの中で泣いてるあなたへ 言葉ははかなく無力になって そばにいるだけしか出来ないよ 極東で散った花 戦いの空で散った花 荒れ狂う海に散った花 多くの宿命に散った花 今ここに 私の花を捧げたい あなたが生きた証に 私…

言葉

誰に何を言われても 尊い自分の道を大切にしよう いつか 人が人を批判しないときが来るかも知れない… だけどそれは 今すぐではない 悲しいかな 今はまだ 人の成功を喜べない人もいる 自分の事は棚にあげて 他人を批判したい人がいる 自分の道こそが 正しい生…

いのちの花

完璧などない 完璧を求めると いのち本来の輝きが失せる 完璧になどなれないことを知ること そうすれば 自分自身の花が開く それこそが 完璧な いのち という花

オルゴール

今度 お前のフタを開けるのはいつだろう 大きな夢と まだ生きる意味もよくわからずに たくさんの笑顔と精一杯の愛情を ふりそそがれた幼い日の想い出がつまっている お前はそんな小さな体で いつも夢を与えてくれた ときには慰めてくれた いつも 俺を見守っ…

永続を求めるな

永続を求めるな 永続は結果に過ぎない 永続を求めると 何も出来なくなる 永続を義務とする怖れに縛られるからだ 自由であれ 終幕を怖れるな 思いっきり生きろ 思うままに経験しろ 終わるものは 終わる 続くものは続く 終わりを悪とするな 永続を善とするな …

どんな時も すべてを洗い流してくれた。 子供の頃から いつもチカラになってくれた 雨は歌い 雨はなぐさめる ときには 叱って真実を教えてくれる 涙に溶けて 痛みを和らげ 癒しの音になり 心を支え 必要なときに そっとそばに来てくれて 優しく包んでくれる …