ヤマトビト

〜DAISUKE OZAKI 詩集〜

2023-01-01から1年間の記事一覧

支配しているのは

人生の今の状態を決めるのは 他人ではない 自分が心の在り方を決めた瞬間 状況のすべてが変わる 現状の捉え方を変えると 環境が変わる すべては自分の心が決めている 誰のせいでもない 今 ここにある 自分だけが 現状を変えられるんだ 何処へ逃げても 自分が…

愛しいマリア

愛することは 深い喜び 愛するほど人は強くなれる 涙の数だけ人は優しくなれると 笑顔を見せた愛しいマリア 愛することは深い哀しみ 愛することが哀しいときがあっても 愛しつづけて行かなければいけないと 涙を浮かべた 優しいマリア 人を愛して傷ついても …

羽根を休めた天使達へ

目を覚ませ 大きな事をしなくていい この世界を変えるのは 一人一人の日常の目の前の世界だ 自分の生き様に責任を持て 誇りを持て 足を引っ張る者達の世界に惑わされるな 切り捨てて先へ進め 去る者は追うな 孤独でもいい 最高の孤独だ 新しい世界を創る人は…

羽根

だいぶ出遅れてしまったようだ もう遅いかも知れない 何も出来ないまま終わるのか… そんな思いが あふれてくる 何より大切な事を学ぶのに 時間がかかり過ぎたようだ こんなにも回り道をして オレに残されたものは何? それでも 今でもオレには わからないこ…

消滅の灯火を前にして

錆びて 朽ち果てる 積み重ねし 自由という名の不自由は 細胞を粉々に壊してゆく 長期戦にも似た 人生の道は 凍てつく氷に吹きつける風のように無情だ ほんの瞬間の安らぎは もはや 風前の灯 足は地から離れ 天井を見つめて暮らす クソッタレの五感 粗末に扱…

とこしえの孤独

汚れることを怖れるな 蹴躓く石片に牙を剥くのは 路頭に迷った狼達 彼らは 吠えて 群れないと生きてゆけない 間違うことを怖れるな 何処にも行けずに抗うのは 臆病者の 老いた骸骨達 彼らは一生 幻惑の世から抜け出せない 友は 静寂だ 耳を突く 喧騒の中では…

紅熱に狂う

その炎がまだ紅に染まるなら その炎がまだ熱をおびるなら その炎に染まる魂が暴れ狂うなら 何もしないよりはマシだ 骨肉の灯火には限りがある カカカカカカ カカカカカカ 笑っているうちに 前進しろ 何もしないよりはマシだ

路真理愛 〜ロマリア〜

路真理愛 何もかもが思い通りに行かない 得体の知れぬ闇に追いかけられるような日々 決められたルールでは 息苦しい 壁ばかり 壊れることを怖れるな 一度粉々になれ 傷つくことを怖れるな 怖れていいことを 怖れるな 路真理愛 流され あるがままに 俺の虚像…

真なる声

その声は何処から聴こえるの? その歌は 我が胸の真髄にあるものなの? 誰かに聞いた 誰かの声なら 答えは左右に流される 私の中から聴こえる声なら 迷わず進め その声のする方へ そこには 真がある 真実の喜びがある

新しい誕生

誰かと比べても仕方がない 背負ってる運命も 宿命も いのちの使命も 何もかもがすべて違うのだから 真似をしても 同じようにはいかない 自分のやり方を見つけるしかない 自分自身のやり方で 私は 私のやり方で生きる

いばらの道

死にたいと思うことが何度もあった もうダメだと思う事が何度もあった だけど どうしようもなく 今を 生きてる 死ぬ勇気もないから 生かされている間は 何か出来ることを ひとつでもやり遂げたい 一矢報いろ 一矢報いろ 飛べない翼ならもぎ取ってしまえ 飛べ…

連鎖

難しい事を理解出来なくてもいい 知識で武装する必要もない 嘘を暴く必要もない 今ここで出来る事で 平和のために自分の命を 役立たせるんだ そのために輝け そのために綺麗になれ そのために強くなれ そのために能力を高めろ その力で周りの平和のお役に立…

創の空間

今が関係ないことなど 何ひとつない たとえどんなに時空が離れていようと そばにいる 心の空に描いたこと 触れられない 見えないものの中に 太陽の源がある 未来も 今も 過去も この中にある 宇宙の鼓動は 心体の鼓動と連動する ドクン ドクンと 絶え間なく…

魂のメッセンジャー

綺麗ごとの何が悪い? この世に綺麗ごとを素直に表現出来ることほど勇気のいることは他にない 綺麗ごとに背を向けて つば吐きかけるヘソ曲がり達の糞まみれの言葉が この世界を救ったことなど ただの一度もない ヘソ曲がりたちの言葉が 犬の遠吠えにしかなら…

塵にも満たない魂に

何もしないよりはマシだ 塵も積もれば山となる精神で行け 塵を馬鹿にしない者だけが 本物の栄光を掴む事が出来る 一日の大半を出来ない事への言い訳に使うより 塵ほどにもならないことでも 一秒でもいい その進んだ1ミリが やがて大輪の花を咲かせる 何もし…

時には

休息しよう。 平和な心のために 愛する人を守るために 友を守るために 仲間を守るために 家族を守るために 世の中の人達に優しくいられるために…

渇望の自白

生きていたいのに生きられない人がいる 死にたいのに 死ねない人がいる どちらが幸せなんだろう… 生きること、死ぬこと その どちらの勇気もない 選べないことのこの絶望感! これほどの地獄は他にない それでも 私の魂は 生きろと叫ぶんだ! 息を吸えと命令…

羅針盤

瞳の中に 写る奥底にある真の温もりを大切に それは 君の本当の心だよ それ以外の雑音に 心惑わされることなく 真の温もりに 心を合わせよう その温もりは いつも 君と一緒にいるよ その温もりが 行く道の羅針盤になる そして 血の繋がりのある 先人達が 君…

正直の煌めき

未熟なまま 飛び込めない者は 何も得ることは出来ない 完全体など ないからだ 今の自分に正直であること ほどの光はない 今この瞬間ほどの 完全な芸術はない 今の自分を 疑うことが 光を曇らせる すべて 自分で演じていること 自分に 正直であること その光が…

永遠の絆

流れゆく月日を 走りつづけたね 気がつけばそこには 君が微笑んでいた 夢も敗れ果てて 失った風景 ひざまずいた道の先に 君が微笑んでいた 瞼閉じてみたら 優しい風が 通り過ぎてゆくよ 初めて感じていたよ 季節の色を 花のにおい 君のぬくもり 桜吹雪を 照…

ひとつになること

統一なんて不可能だ 皆んなそれぞれでいい ただ 何が大切なのかを解っていさえすれば その心の奥底の平和な世界さえ 繋がっていれば 個性が違えど 皆んなはひとつになれるんだよ

人間が知ってる世界なんて ほんのちっぽけなもの 人間が知ってる ちっぽけな世界なんて 宇宙のほんの一部でしかない 確かに愛する人との別れは何より辛いけど 私達は 必ずまた逢える この宇宙の壮大な旅の中で

永遠

すべての群衆よ 立ち上がれ! はいあがれ! あきらめるな! 運命を変えるんだ もがいても 苦しんでも あきらめるな! もうダメだと思っても 逃げてもいい 負けてもいい ただあきらめるな! 己の真を貫け! 生き恥をさらしても 血を吐いても 涙を流しても 弱…

生きて 死たり

死ぬのはいけないことなのか? 死ぬのはそんなに悪いことなのか? 死は哀しみなのか? 死は負けなのか? 死は苦しみなのか? 死は敵なのか? 死は今を生きる力 だから生命を粗末にしてはいけない 真の死を知るには 思いっきり生きなければならない 生きて生…

見えない太陽

どんなときも 照らされている 見えない太陽の光に それは 心を向けないと 決して感じること は出来ない いつも いつの時代も すべての人へ 平等に降りそそがれている この光が無かったときなど一度もない この宇宙の物語が 始まったときから 見えない太陽の…

有様

何のために生きているんだ 見破るんだ 何のために生きているんだ 見極めろ 自分の目で確かめるんだ 何が真実なのかを 求めよ! 探せ! そうすれば必ず見つかる! この世界の真実という宝は自分の目でしか見つからない 何が真実なのか? 自分の心に聞け! 自…

儚き者の幻

誰かと比べても仕方がない 背負ってる運命も宿命も使命も天命も 何もかもがすべて違うのだから 真似をしても 決して同じようにはいかない 自分のやり方を見つけるしかないのだ 自分自身のやり方で

裸の王様

なぜそんなに 裸の王様になりたがるの? 富を得て 権力を得て 名声にこだわり 誰からも相手にされなくなってゆく 皆んなウワベでチヤホヤされて 本当は寂しさを味わっているくせに また同じ事をして 更に偉大な裸の王様になってゆく… 滑稽だよ 栄華の脂肪が…

極東のラクリモーサ 〜希望への旋律〜

私はあなたに 何が出来るだろう 哀しみの中で泣いてるあなたへ 言葉ははかなく無力になって そばにいるだけしか出来ないよ 極東で散った花 戦いの空で散った花 荒れ狂う海に散った花 多くの宿命に散った花 今ここに 私の花を捧げたい あなたが生きた証に 私…

言葉

誰に何を言われても 尊い自分の道を大切にしよう いつか 人が人を批判しないときが来るかも知れない… だけどそれは 今すぐではない 悲しいかな 今はまだ 人の成功を喜べない人もいる 自分の事は棚にあげて 他人を批判したい人がいる 自分の道こそが 正しい生…