ヤマトビト

〜DAISUKE OZAKI 詩集〜

支配しているのは

 

人生の今の状態を決めるのは 他人ではない

自分が心の在り方を決めた瞬間

状況のすべてが変わる

現状の捉え方を変えると 環境が変わる

すべては自分の心が決めている

誰のせいでもない

今 ここにある 自分だけが 現状を変えられるんだ

何処へ逃げても 自分が心の在り方を変えない限り

同じ問題が付き纏う

心の在り方は 思考の癖だ

自分の癖に 気がつけば変えられる

支配しているのは この世界でも社会でも他人でもない

現状を見る 自分の心が 自分を支配する

そしてそれは たった今 変えられる

新しい世界に 産まれよう

新しい世界に 生きるんだ

 

愛しいマリア

 

愛することは 深い喜び

愛するほど人は強くなれる

涙の数だけ人は優しくなれると

笑顔を見せた愛しいマリア

 

 

愛することは深い哀しみ

愛することが哀しいときがあっても

愛しつづけて行かなければいけないと

涙を浮かべた 優しいマリア

 

 

人を愛して傷ついても

その心を抱きしめながら

寂しさに涙があふれてもいい

愛することを止めないで

 

 

暗闇を照らす 小さな灯りが

僕に生きている 愛の心

周りを輝かせる優しい灯

守ってあげたい 愛しいマリア

 

守ってあげたい 愛しいマリア

 

 

 

羽根を休めた天使達へ

目を覚ませ

大きな事をしなくていい

この世界を変えるのは

一人一人の日常の目の前の世界だ

 

自分の生き様に責任を持て 誇りを持て

足を引っ張る者達の世界に惑わされるな

切り捨てて先へ進め

去る者は追うな

孤独でもいい

最高の孤独だ

新しい世界を創る人は

いつの時代も孤独だ

 

自分を信じろ

道を信じろ

そのための己を高め上げろ

 

夢ではない 現実だ

夢と現実はひとつだ

夢物語で終わらせるな

信じるものを諦めるな

責任を持て

誰かの言葉に惑わされるな 真剣であれ

 

手を抜くな

魂と共にあれ

そこに道は開ける

必ず開ける

羽根を休めたら さぁ行け

羽根

 


だいぶ出遅れてしまったようだ

もう遅いかも知れない

 


何も出来ないまま終わるのか…

そんな思いが あふれてくる

何より大切な事を学ぶのに

時間がかかり過ぎたようだ

 


こんなにも回り道をして

オレに残されたものは何?

それでも 今でもオレには

わからないことだらけなんだ

 


これで 良かったのだろうか…

オレは何のために

宇宙という羽根をつけたのか?

そんなことに意味があったのか?

 


多くの者は そんなことは知る由もなく

御構い無しで 要領良く生きて

今日も温かいスープを飲んでいる

 


オレのチカラはこれから衰えるのか?

それでも今になってやっと

情熱の炎がメラメラとしてゆくのは何故だろう?

 


もう 根拠のない自信も何も無くなった

失うものなど何もないけど

誇れるものも 何もない

 

 

 

大切な真理をつかみきれてるとも言えない…

どんなに歩いても宙ぶらりん…

だけど確実に

見えないチカラは働いているんだ

 

 

 

それでも まだ 今をやりきれない自分が

泥沼から 足を引っ張っているんだ。。。

今日を生きるための壁が

目の前に立ちはだかるんだ

 


あるという者よ

オレは どうすれば良いのか?

教えてくれ

オレはどうすればオマエになれるのか?

 


それでも あきらめきれないオレが

叫びつづけるのはどうしてなんだよ

 


オレは何処へ行くのか

何を成し遂げるのか

 

 

 

消滅の灯火を前にして

 

錆びて 朽ち果てる

積み重ねし 自由という名の不自由は

細胞を粉々に壊してゆく

 

長期戦にも似た 人生の道は

凍てつく氷に吹きつける風のように無情だ

ほんの瞬間の安らぎは 

もはや 風前の灯

 

足は地から離れ 天井を見つめて暮らす

クソッタレの五感

粗末に扱われた なれの果て

最後の仕事は あまりにも重たい

 

助けは来ない

時間と骨肉を 蝕む痛みに

独りきりの夜が 永遠のように続いてゆく

誰にも知られないまま

灯は消えてゆく

 

ただ果てるのを待つ哀しみ

何ゆえに 人はそれを背負うのだろう

どうして 和の恩恵を受けながら

生きては行けないの?

 

私は変える

変えてみせる

 

この世に 諦めの闇の雲を晴らす

すべての一滴まで 消滅させる

 

このまま終わらせてたまるか

 

 

 

 

 

 

 

とこしえの孤独

 

汚れることを怖れるな

蹴躓く石片に牙を剥くのは

路頭に迷った狼達

彼らは 吠えて 群れないと生きてゆけない

 

 

間違うことを怖れるな

何処にも行けずに抗うのは

臆病者の 老いた骸骨達

彼らは一生 幻惑の世から抜け出せない

 

友は 静寂だ

 

耳を突く 喧騒の中では 誰も解き放たれない

胸の奥で蠢く ないがしろにされつづけた

自分と向き合わない限り

とこしえの孤独を手に入れることはできない

 

 

 

 

 

紅熱に狂う

 

その炎がまだ紅に染まるなら

 

その炎がまだ熱をおびるなら

 

その炎に染まる魂が暴れ狂うなら

 

何もしないよりはマシだ

 

骨肉の灯火には限りがある

 

カカカカカカ  

 

カカカカカカ

 

笑っているうちに

 

前進しろ

 

何もしないよりはマシだ