ヤマトビト

〜DAISUKE OZAKI 詩集〜

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

愛しいマリア

愛することは 深い喜び 愛するほど人は強くなれる 涙の数だけ人は優しくなれると 笑顔を見せた愛しいマリア 愛することは深い哀しみ 愛することが哀しいときがあっても 愛しつづけて行かなければいけないと 涙を浮かべた 優しいマリア 人を愛して傷ついても …

羽根を休めた天使達へ

目を覚ませ 大きな事をしなくていい この世界を変えるのは 一人一人の日常の目の前の世界だ 自分の生き様に責任を持て 誇りを持て 足を引っ張る者達の世界に惑わされるな 切り捨てて先へ進め 去る者は追うな 孤独でもいい 最高の孤独だ 新しい世界を創る人は…

羽根

だいぶ出遅れてしまったようだ もう遅いかも知れない 何も出来ないまま終わるのか… そんな思いが あふれてくる 何より大切な事を学ぶのに 時間がかかり過ぎたようだ こんなにも回り道をして オレに残されたものは何? それでも 今でもオレには わからないこ…

消滅の灯火を前にして

錆びて 朽ち果てる 積み重ねし 自由という名の不自由は 細胞を粉々に壊してゆく 長期戦にも似た 人生の道は 凍てつく氷に吹きつける風のように無情だ ほんの瞬間の安らぎは もはや 風前の灯 足は地から離れ 天井を見つめて暮らす クソッタレの五感 粗末に扱…

とこしえの孤独

汚れることを怖れるな 蹴躓く石片に牙を剥くのは 路頭に迷った狼達 彼らは 吠えて 群れないと生きてゆけない 間違うことを怖れるな 何処にも行けずに抗うのは 臆病者の 老いた骸骨達 彼らは一生 幻惑の世から抜け出せない 友は 静寂だ 耳を突く 喧騒の中では…

紅熱に狂う

その炎がまだ紅に染まるなら その炎がまだ熱をおびるなら その炎に染まる魂が暴れ狂うなら 何もしないよりはマシだ 骨肉の灯火には限りがある カカカカカカ カカカカカカ 笑っているうちに 前進しろ 何もしないよりはマシだ

路真理愛 〜ロマリア〜

路真理愛 何もかもが思い通りに行かない 得体の知れぬ闇に追いかけられるような日々 決められたルールでは 息苦しい 壁ばかり 壊れることを怖れるな 一度粉々になれ 傷つくことを怖れるな 怖れていいことを 怖れるな 路真理愛 流され あるがままに 俺の虚像…

真なる声

その声は何処から聴こえるの? その歌は 我が胸の真髄にあるものなの? 誰かに聞いた 誰かの声なら 答えは左右に流される 私の中から聴こえる声なら 迷わず進め その声のする方へ そこには 真がある 真実の喜びがある

新しい誕生

誰かと比べても仕方がない 背負ってる運命も 宿命も いのちの使命も 何もかもがすべて違うのだから 真似をしても 同じようにはいかない 自分のやり方を見つけるしかない 自分自身のやり方で 私は 私のやり方で生きる

いばらの道

死にたいと思うことが何度もあった もうダメだと思う事が何度もあった だけど どうしようもなく 今を 生きてる 死ぬ勇気もないから 生かされている間は 何か出来ることを ひとつでもやり遂げたい 一矢報いろ 一矢報いろ 飛べない翼ならもぎ取ってしまえ 飛べ…

連鎖

難しい事を理解出来なくてもいい 知識で武装する必要もない 嘘を暴く必要もない 今ここで出来る事で 平和のために自分の命を 役立たせるんだ そのために輝け そのために綺麗になれ そのために強くなれ そのために能力を高めろ その力で周りの平和のお役に立…

創の空間

今が関係ないことなど 何ひとつない たとえどんなに時空が離れていようと そばにいる 心の空に描いたこと 触れられない 見えないものの中に 太陽の源がある 未来も 今も 過去も この中にある 宇宙の鼓動は 心体の鼓動と連動する ドクン ドクンと 絶え間なく…

魂のメッセンジャー

綺麗ごとの何が悪い? この世に綺麗ごとを素直に表現出来ることほど勇気のいることは他にない 綺麗ごとに背を向けて つば吐きかけるヘソ曲がり達の糞まみれの言葉が この世界を救ったことなど ただの一度もない ヘソ曲がりたちの言葉が 犬の遠吠えにしかなら…