ヤマトビト

〜DAISUKE OZAKI 詩集〜

路真理愛 〜ロマリア〜

 

 

路真理愛

何もかもが思い通りに行かない

得体の知れぬ闇に追いかけられるような日々

決められたルールでは

息苦しい 壁ばかり

壊れることを怖れるな

一度粉々になれ

 


傷つくことを怖れるな

怖れていいことを 怖れるな

 

路真理愛

 

流され あるがままに

俺の虚像が 音を立てて崩れる

どんなにめちゃくちゃになっても

心配はいらない 心は決して死なない

 


どんなに壊しても 心は消えやしない

バラバラになったら 再生するしかない

 


何度でもやり直せる

もう二度と立てないと思っている今でさえ

心はちゃんと生きてる

 


いつの日か 誰をも頼らないと決めるんだ

そのとき 全ての怖れは愛に変わる

 

路真理愛

 

流されあるがままに

嘘の世界が 音を立てて崩れる

 


その時

目の前に ロマリアが広がっているだろう…

 


幼き魂達よ 傷つくことを怖れるな

壊れることを怖れるな

 


大丈夫さ

たとえ死んでも生きているよ

魂は絶対に生きている

何度死んでも生きている

魂の旅は 終わらない

 

この世界がどんなに哀しく見えたとしても

キミのイノチは終わらない

 


心はここにあり続ける

そして心は待っている

怖れを愛に変えたキミが

その舵を握る日を

 

 

 

 

 

 

真なる声

 

 

 

 

その声は何処から聴こえるの?

 

その歌は 我が胸の真髄にあるものなの?

 

誰かに聞いた 誰かの声なら

 

答えは左右に流される

 


私の中から聴こえる声なら

 


迷わず進め

 


その声のする方へ

 


そこには 真がある

 


真実の喜びがある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いばらの道

 

死にたいと思うことが何度もあった

 

もうダメだと思う事が何度もあった

 

だけど どうしようもなく

今を 生きてる

 

死ぬ勇気もないから

生かされている間は 何か出来ることを

ひとつでもやり遂げたい

 


一矢報いろ

一矢報いろ

 


飛べない翼ならもぎ取ってしまえ

飛べない羽根ならむしり取ってしまえ

 


一矢報いろ

 


まるで鬼だな

それでも生きてる 厚かましいこの命に

何をしろと言うのか

 


袈裟は着たか?

その醜い 業に染まった 血だらけの体を隠して

いばらのみち を今日も歩くよ

 

 

 

 

連鎖

 

 

 

難しい事を理解出来なくてもいい

 


知識で武装する必要もない

嘘を暴く必要もない

 


今ここで出来る事で

平和のために自分の命を

役立たせるんだ

そのために輝け

そのために綺麗になれ

そのために強くなれ

そのために能力を高めろ

 


その力で周りの平和のお役に立つんだ

 

他人を批判するヒマがあったら

出来る限りそうするんだ

 

 

 

たとえどんな能力を身につけたとしても

そこに愛と平和がなければ

それは何の役にも立たないガラクタと同じ

生きているゴミにしかならない

 


真の平和のために生きられるなら

目の前の世界が

多くの平和を創る世界と繋がる

 


その連鎖が真の社会を創るだろう

 

 

 

創の空間

 

今が関係ないことなど

何ひとつない

 

たとえどんなに時空が離れていようと

そばにいる

 

心の空に描いたこと

触れられない 見えないものの中に

太陽の源がある

 

未来も 今も 過去も

この中にある

 

宇宙の鼓動は 心体の鼓動と連動する

ドクン ドクンと 絶え間なく創の空間にある

 

もう 嘘つきは要らない

これからは 創の空間に 正直者が 照らされる

 

 

今 天使達は羽根を休めている

現れる 不調和は

これから訪れる 変動の時代に  

突き進む 旅支度

 

焦ることなく 休ませよう

響く者の心へ届くよう

 

この心とともに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魂のメッセンジャー

 

 

 

 

綺麗ごとの何が悪い?

 


この世に綺麗ごとを素直に表現出来ることほど勇気のいることは他にない

 

綺麗ごとに背を向けて

つば吐きかけるヘソ曲がり達の糞まみれの言葉が この世界を救ったことなど ただの一度もない

 

ヘソ曲がりたちの言葉が

犬の遠吠えにしかならなくても

 


綺麗ごとを真に生きる者の言葉は

そのままメッセージになり魂に響く

 


へそ曲がりの嘘つきが

どんな芸術を演じ叫んでも

たとえ どんな神業を持っていたとしても

腹に持ってるものを隠すことは出来ない

 


誤魔化しは効かない

 


もう そんな時代になっている

もう 反面教師なメッセンジャー

もてはやされる時代は 幕を閉じた

 


さぁ 飛び立て

魂のメッセンジャー達よ

これからは君達の時代だ

嘘偽りのない 正直者がバカを見ない時代

 

格差を虚栄心の競争の種にされる時代に

終わりを告げて

 


この世に争いが消えると経済が廻らないと

本気で思っている臆病者達に背を向けて

 

 

 

さぁ 自分の望む場所へ行け

魂が 本当に望むことをやりなさい

魂の天使達よ